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不眠と寿命
2020年05月19日
「職場のメンタルヘルス」P97
毎日の生活習慣と健康度の関連性についての研究(ブレスロウの健康習慣)では、
睡眠時間は7時間から8時間という人が、それ以上・以下と比較して、
男女ともに身体障害・慢性疾患・自覚症状、その他の健康度に関係なく死亡率が最も低かった。
睡眠は眠りが深くなる谷と、
目がきょろきょろ動いて夢を見たりしている浅い時期(REM期)のリズムをもっている。
寝つくには谷に滑り込もうとするときが最適である。
眠りの谷底へ直接飛び込んだり、上り坂を滑り登ったりするのは難しい。
初めに眠気を感じるときに寝るのが一番自然な眠り方である。
(出典) AMERICAN PSYCHIATRIC ASSOCIATION : Quick Reference to the DIAGNOSTIC CRITERIA from DSM-Ⅳ,1994 : 高橋三郎・大野裕・柴矢俊幸・共訳: DSM-Ⅲ 職場のメンタルヘルス, 89~190頁, 医学書院, 1995より, 著者一部改変.
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