Q28 うつ病遺伝子説のデータ

病気の説明-うつ病

「うつ病」豆知識

Q28 うつ病遺伝子説のデータ

  • 遺伝子の具体的な役割はまだはっきりはしていませんが、うつ病患者の兄弟姉妹は2~3倍うつ病にかかりやすいというデータがあります。
  • 生まれてからすぐに別々に育てられた一卵性の子供たちの一人がうつ病のとき、二人が会う事が無くとも他方がうつ病である率が50~75%というデータがあります。二卵性双生児ではこの割合が10~25%です。
  • うつ病の正確な原因がすべて明らかになったというわけではありませんが、これらの統計や研究結果から遺伝が果たす役割は大きいようです。
  • うちの家系にうつ病にかかったひとはいないという方も少なくありません。
  • 先祖を20数代さかのぼると室町中期の頃になります。遺伝子がまじりあわないと仮定して25代さかのぼって単純計算すると1人あたりの先祖が3100万人、日本人全体ではその約1億2000倍、という天文学的な人数となるはずです。ところが実際の室町中期の日本には総人口は約1000万人がいただけでした。つまり私たちの遺伝子は混じりに混じっているわけです。
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